エンターテインメントの力で
思いやり溢れる世界へ
「保護犬をレスキューすると、自分がレスキューされる」。
そんな話をよく聞きます。保護犬に対しても人に対しても、相手をもっと知ることで、社会がもっと理解のある優しい場所になる、と信じて、私たちは『ボクがにんげんだったとき』劇場映画化プロジェクトを立ち上げました。
犬たちは私たち人間にとって最良のパートナー。彼らは時に私たちを慰め、時には勇敢に私たちを守ってくれます。
しかしその一方、日本国内だけでも1日あたり約350匹の犬猫が殺処分されているという悲しい現実もあります。これは、「飽きたら捨てる」という無責任な飼い主が後を絶たない現実、そして「保護犬は問題児」といった偏見に端を発しています。
人は往々にしてわからないものを嫌う傾向があるそうです。「知ることが理解と絆への道」、保護犬を主人公にした映画をとおして広められたら。そのように、私たちは強く願っています。
プロジェクトが秘める可能性
⭐️ ハリウッドで認められ、世界配給のショートムービーが原作
本プロジェクトの原作となる同名ショート作品は、35ミリフィルムで撮影された劇場用ショート映画。米国アカデミー協会 (アカデミー賞を司っている団体)公認配給会社ショート・インターナショナルより世界配給されています。
⭐️ 難関をくぐり抜けて高評価を得たオリジナル脚本
ハリウッドの映画作りにおいて最も重要視されるのは、脚本力!
3万人のプロデューサー、1万5000人のライターらが登録されているインディーズ映画の有名オンラインマーケットプレイス、slated.com。
実際にアカデミー賞では本サイトで高評価を得た302作品がアカデミー賞にノミネートされ、74作品が受賞しているという結果が出ているサイトです。
スコアが高いプロジェクトほど、経済的に成功する映画になる可能性が高いことが証明されるサイトにおいて、本作の脚本(全編英語スクリプト)は「Top of the Charts」で2ヶ月連続でトップ3入りを果たしました(8月、9月)。
あらすじ
雑種犬のインディは、保健所から救い出してれた少女キミーが大好き! でもそんなインディのパーフェクトな生活に邪魔が入る。キミーの新しい彼氏ジャレッドだ。インディはジャレッドの「ウサン臭さ」を嗅ぎあてるけど、唸ってみてもキミーに怒られるだけ。インディーは、自分がただのイヌだから飽きられてしまったのだと落ち込む。「ボクが、"にんげん”だったら良かったのに。」わんこ友達のスパイクに愚痴ったところではじまらない。
でもそんな夜、インディの枕元に女神さまが現れて、何でも叶う魔法のビスケットを授けてくれる。朝、目を覚ますとインディーがにんげんに!!
最初は物珍しくて、にんげんの特典を楽しんでいるものの、ビスケットを全部いちどに食べなかったから、イヌ耳やらシッポがたまに飛び出してくる。
スパイクやキミーの弟ケビンのヘルプで、なんとか人間らしく行動できるようになって、キミーの友達にもなれたけど、彼女はイヌの自分が行方不明になったことで意気消沈している。おまけに、ジャレッドの正体を暴いたはいいけど、キミーが倒れて病院に!大切なものがかえって壊れていくのを見て、途方にくれるインディーが見つけたものとは!?
ここからすべてが始まった!
短編版『ボクがにんげんだったとき』予告編
※字幕が出ない場合は、YouTube画面右下”CC"をクリックしてください。
長編版は、このショート作品にヒントを得て企画されました
制作チーム
神津トスト明美
製作総指揮 監督 脚本
東京出身 LA在住 / UCLA映画学科専科卒業
AKTピクチャーズCEO。12歳で映画に魅せられハリウッド映画業界入りを決める。高校留学でロサンゼルスへ。大学卒業後、日米欧のTV、映画、CMプロダクションに携わり、スピルバーグ、タランティーノといったハリウッド大物監督作品製作にも参加。現場で培ったノウハウをもとに製作した短編の1本、『ボクが人間だったとき (When I Was A Human)』がアカデミー賞公認配給会社Shorts Internationalに見初められ全世界配給契約締結。世界規模にてTV放映後、アマゾン・プライム、iTunesなどの大手を網羅し全世界配で作品配信中。2019年秋、ショート作品『ウィッシュ・アウェイ(原題)/Wish Away』も同配給会社により全米TV放映。
齊藤 工
プロデューサー
日本出身 東京在住
パリコレ等のモデル活動を経て’01年に俳優デビュー。近年の主演作品にNetflixドラマ「ヒヤマケンタロウの妊娠」、映画『シン・ウルトラマン』、映画『零落』等。俳優業と並行し監督として’18年に映画『blank13』で長編を制作し国内外の映画祭で8冠を獲得。国際プロジェクトHBO asia Folklore『TATAMI』、 FOODLORE『Life in a Box』で監督を務め(脚本:金沢知樹)、同作で「Asian Academy Creative Awards 2020」最優秀監督賞を受賞。’23 年には最新監督作『スイート・マイホーム』が公開された。また、’24 年冬公開予定の児童養護施設のドキュメンタリー映画『大きな家』(監督:竹林亮)では企画・プロデュースを務める。劇場体験が難しい被災地や途上国の子供たちに映画を届ける移動映画館「cinéma bird」主宰、上映権利フリーのクレイアニメ作り、全国のミニシアターを応援するプロジェクト「Mini Theater Park」や白黒写真家など、活動は多岐にわたる。
森田真帆
プロデューサー
日本生まれ 別府在住
従叔母である小山明子、夫の大島渚の影響で、幼少期から映画、舞台などエンターテインメントに囲まれて育つ。18歳で単身渡米。語学を学びながら、ドラマ「ソプラノズ 哀愁のマフィア」の制作現場に携わる。帰国後は映画ライターとして活躍。近年は、映画コメンテーターとしてCX「フジテレビ批評」出演など、各映画番組のゲスト、イベントトークショーのMCを務める傍ら、別府にある老舗映画館、別府ブルーバード劇場の番組編成を手がけ、2017年より開催の「別府ブルーバード映画祭」総合プロデューサーも担当するなど多岐にわたる。
タイラー・コンドン
プロデューサー
アメリカ合衆国出身 / ロサンゼルス在住
シカゴ出身の映画学の学位を持つタイラーは、コロンビア大学を卒業後、ドキュメンタリーテレビでのキャリアをスタート。ディスカバリー・チャンネル、ナショナル・ジオグラフィック、アニマル・プラネット等の番組に携わる。LAに移住後は、Comedy Centralの製作スタッフ、スニーク・プレビュー・エンターテイメントの開発ディレクターに就任。ヒット劇場用映画「Valley Girl」のリメイクや、SXSW 2022で初演された「The Prank」などの共同制作に参加。PGA (Producers Guild of America / 米国プロデューサー組合メンバー。
ジョージ・アグラス
アソシエイト・プロデューサー
アメリカ合衆国出身 / イェール大学卒業
イエール大学にて、歴史と映画学学士号を修得。卒業後、ヒット映画『13デイズ』(主演ケビン・コスナー)、『エンド・オブ・デイズ』(主演アーノルド・シュワルツェネッガー)などの製作に携わりハリウッド映画製作のノウハウを学んでからインディーズの世界へ移行。テクノロジー分野にも優れ、スタートアップでのマネージメント経験豊富。英語はもちろん、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語の5ヶ国語を操る。